シリンダヘッドASSY(1NR-FE)  組み付け

準備品一覧



1. スパークプラグチューブ取り付け

□ 参 考 □
シリンダヘッドを新品に交換した場合は、新品のスパークプラグチューブをシリンダヘッドに取り付ける必要がある。



    A204168J01
  1. 図に示す箇所にペイントマークを付ける。[*1]
    イラスト内指示文字 
    *1
    ペイントマーク
    *a
    突き出し量

    基準値(突き出し量)
    88.7 to 90.2 mm



  2. A204167J01
  3. 図に示す箇所にアドヘシブ1324を塗布する。
    イラスト内指示文字 
    *1
    アドヘシブ1324



  4. A204169J01
  5. プレスおよび木片を使用して、スパークプラグチューブを[*1]で付けたペイントマーク位置(基準突き出し量)まで圧入する。
    イラスト内指示文字 
    *1
    木片
    *2
    プレス
    *a
    ペイントマーク
    *b
    突き出し量

    基準値(突き出し量)
    88.7 to 90.2 mm

    ■ 注 意 ■
    1. アドヘシブ1324塗布後、3分以内にスパークプラグチューブを取り付ける。
    2. 底付きまで圧入するとオイル漏れおよび、エンジン内水入りの原因となるため圧入しすぎない。。
    3. スパークプラグチューブを取り付け後、1時間以内はエンジンを始動しない。
    4. スパークプラグチューブを変形させない。
    5. アドヘシブをシリンダヘッド内に垂らさない。



2. インテークバルブガイド ブシュ取り付け


    A198025
  1. キャリパーゲージを使用して、シリンダヘッドのブッシュ取り付け穴の内径を測定する。

    基準値
    10.285 to 10.306 mm


    1. 基準値内の場合は、STDブッシュを取り付ける。

    2. 基準値外の場合は、ハンドリーマおよびT型タップホルダを使用して、穴径を10.335 to 10.356 mmに修正して、O/Sブッシュを取り付ける。

      ■ 注 意 ■
      基準値内になるようにハンドリーマの径を徐々に広げながら均等に力をかけて削る。

      □ 参 考 □
      ブッシュの種類
      外径[mm]
      STD
      10.285 to 10.306
      O/S
      10.335 to 10.356

  2. シリンダヘッドを80 to 100°Cに暖める。



  3. A198022J01
  4. SSTを使用して、ブッシュを基準突き出し量まで打ち込む。
    イラスト内指示文字 
    *a
    突き出し量

    SST
    09201-10000   (09201-01050)
    09950-70010   (09951-07100)

    基準値
    9.6 to 10.0 mm



  5. A198023
  6. ハンドリーマーおよびピンバイスを使用して、バルブガイドブッシュ内径を研磨し、オイルクリアランスを基準値にする。

    基準値
    0.025 to 0.060 mm

    ■ 注 意 ■
    基準値内になるようにハンドリーマの径を徐々に広げながら均等に力をかけて削る。



3. エキゾーストバルブガイド ブシュ取り付け


    A198024
  1. キャリパーゲージを使用して、シリンダヘッドのブッシュ取り付け穴の内径を測定する。

    基準値
    10.285 to 10.306 mm


    1. 基準値内の場合は、STDブッシュを取り付ける。

    2. 基準値外の場合は、ハンドリーマおよびT型タップホルダを使用して、穴径を10.335 to 10.356 mmに修正して、O/Sブッシュを取り付ける。

      ■ 注 意 ■
      基準値内になるようにハンドリーマの径を徐々に広げながら均等に力をかけて削る。

      □ 参 考 □
      ブッシュの種類
      外径[mm]
      STD
      10.285 to 10.306
      O/S
      10.335 to 10.356

  2. シリンダヘッドを80 to 100°Cに暖める。



  3. A198019J01
  4. SSTを使用して、ブッシュを基準突き出し量まで打ち込む。
    イラスト内指示文字 
    *a
    突き出し量

    SST
    09201-10000   (09201-01050)
    09950-70010   (09951-07100)

    基準値
    9.6 to 10.0 mm



  5. A198020
  6. ハンドリーマーを使用して、ブッシュの内径を研磨し、オイルクリアランスを基準値にする。

    基準値
    0.030 to 0.065 mm



4. リング ピン(ヘッド ツキ)取り付け

□ 参 考 □
リングピンを交換しない限りはずす必要はない。



    A198026J01
  1. プラスチックハンマーを使用して、図の位置にリングピン4個を基準突き出し量まで打ち込む。
    イラスト内指示文字 
    *a
    シリンダヘッド上面

    基準値
    リングピン
    突き出し量[mm]
    A
    6.0 to 8.0
    B
    4.0 to 6.0



5. スタッドボルト取り付け

□ 参 考 □
スタッドボルトを交換しない限りはずす必要はない。



  1. トルクスソケットレンチE5およびE8を使用して、図の位置にスタッドボルト10本を取り付ける。


    A223912J01


    イラスト内指示文字 
    *a
    インテーク側
    *b
    エキゾースト側
    *c
    フロント側
    -
    -
    基準値
    T = 9.5 N・m{ 97 kgf・cm } (スタッドボルトA、B)
    T = 5.0 N・m{ 51 kgf・cm } (スタッドボルトC)



6. バルブスプリング シート取り付け


    A209631
  1. バルブスプリングシート16個をシリンダヘッドに取り付ける。



7. バルブステムオイルシール取り付け


    A146313J04
  1. 新品のバルブステムオイルシールのリップ部に少量のエンジンオイルを塗布する。
    イラスト内指示文字 
    *a
    インテーク側
    *b
    エキゾースト側
    *c
    灰色
    *d
    黒色

    ■ 注 意 ■
    1. バルブステムオイルシールの識別色をまちがえない。
    2. インテーク側とエキゾースト側を組み間違えると不具合の原因になる。



  2. A198028J01
  3. SSTを使用して、手でいっぱいまでバルブステムオイルシールをバルブガイドブッシュに押し込む。
    イラスト内指示文字 
    *a
    OK
    *b
    NG

    SST
    09201-41020  

    ■ 注 意 ■
    オイルシールを傾けて取り付けない。



8. インテーク バルブ取り付け


A314486J01

□ 参 考 □
本文中記載のタイプAおよびタイプBは、インナコンプレッションスプリングの形状により分かれる。
タイプ
インナコンプレッションスプリング形状
A
ストレート
B
テーパー

イラスト内指示文字 
*A
タイプA
*B
タイプB
*1
バルブロッカアームSUB-ASSY No.1
*2
バルブスプリングリテーナ
*3
インナコンプレッションスプリング
*4
バルブラッシュアジャスタASSY
  1. タイプA:



      A094935J15
    1. 図の位置にエンジンオイルを十分に塗布する。
      イラスト内指示文字 
      *a
      30 mm以上

    2. インテークバルブ、インナコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングリテーナ各8個をシリンダヘッドにセットする。

      ■ 注 意 ■
      取りはずした元の位置に取り付ける。



    3. A198013J01
    4. SSTおよび木片を使用して、バルブスプリングリテーナロック16個を取り付ける。
      イラスト内指示文字 
      *1
      木片

      SST
      09202-70020   (09202-00010)

      ■ 注 意 ■
      取りはずした元の位置に取り付ける。



    5. A198029J01
    6. プラスチックハンマーおよび木片を使用して、バルブステム先端を軽くたたきインナコンプレッションスプリングを落ち着かせる。
      イラスト内指示文字 
      *1
      プラスッチックハンマー
      *2
      木片

      ■ 注 意 ■
      1. バルブステムの先端を傷つけない。
      2. バルブスプリングリテーナ部をたたかない。

  2. タイプB:



      A094935J15
    1. 図の位置にエンジンオイルを十分に塗布する。
      イラスト内指示文字 
      *a
      30 mm以上



    2. A314495J01
    3. インテークバルブ、インナコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングリテーナ各8個をシリンダヘッドにセットする。
      イラスト内指示文字 
      *1
      インナコンプレッションスプリング
      *2
      バルブスプリングリテーナ
      *3
      シリンダヘッドSUB-ASSY
      *a
      上側

      ■ 注 意 ■
      1. インナコンプレッションスプリングのテーパ側を上(バルブスプリングリテーナ側)に向けて取り付ける。
      2. 取りはずした元の位置に取り付ける。



    4. A314488J01
    5. SSTおよび木片を使用して、バルブスプリングリテーナロック16個を取り付ける。
      イラスト内指示文字 
      *1
      木片

      SST
      09202-70020  
      09202-00020  

      ■ 注 意 ■
      取りはずした元の位置に取り付ける。



    6. A314491J01
    7. プラスチックハンマーおよび木片を使用して、バルブステム先端を軽くたたきインナコンプレッションスプリングを落ち着かせる。
      イラスト内指示文字 
      *1
      プラスッチックハンマー
      *2
      木片

      ■ 注 意 ■
      1. バルブステムの先端を傷つけない。
      2. バルブスプリングリテーナ部をたたかない。



9. エキゾースト バルブ取り付け


A314486J01

□ 参 考 □
本文中記載のタイプAおよびタイプBは、インナコンプレッションスプリングの形状により分かれる。
タイプ
インナコンプレッションスプリング形状
A
ストレート
B
テーパー

イラスト内指示文字 
*A
タイプA
*B
タイプB
*1
バルブロッカアームSUB-ASSY No.1
*2
バルブスプリングリテーナ
*3
インナコンプレッションスプリング
*4
バルブラッシュアジャスタASSY
  1. タイプA:



      A094936J16
    1. 図の位置にエンジンオイルを十分に塗布する。
      イラスト内指示文字 
      *a
      30 mm以上

    2. エキゾーストバルブ、インナコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングリテーナ各8個をシリンダヘッドSUB-ASSYにセットする。

      ■ 注 意 ■
      取りはずした元の位置に取り付ける。



    3. A198015J01
    4. SSTおよび木片を使用して、バルブスプリングリテーナロック16個を取り付ける。
      イラスト内指示文字 
      *1
      木片

      SST
      09202-70020   (09202-00010)

      ■ 注 意 ■
      取りはずした元の位置に取り付ける。



    5. A198030J01
    6. プラスチックハンマーおよび木片を使用して、バルブステム先端を軽くたたきインナコンプレッションスプリングを落ち着かせる。
      イラスト内指示文字 
      *1
      プラスッチックハンマー
      *2
      木片

      ■ 注 意 ■
      1. バルブステムの先端を傷つけない。
      2. バルブスプリングリテーナ部をたたかない。

  2. タイプB:



      A094936J16
    1. 図の位置にエンジンオイルを十分に塗布する。
      イラスト内指示文字 
      *a
      30 mm以上



    2. A314495J01
    3. エキゾーストバルブ、インナコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングリテーナ各8個をシリンダヘッドSUB-ASSYにセットする。
      イラスト内指示文字 
      *1
      インナコンプレッションスプリング
      *2
      バルブスプリングリテーナ
      *3
      シリンダヘッドSUB-ASSY
      *a
      上側

      ■ 注 意 ■
      1. インナコンプレッションスプリングのテーパ側を上(バルブスプリングリテーナ側)に向けて取り付ける。
      2. 取りはずした元の位置に取り付ける。



    4. A314489J01
    5. SSTおよび木片を使用して、バルブスプリングリテーナロック16個を取り付ける。
      イラスト内指示文字 
      *1
      木片

      SST
      09202-70020  
      09202-00020  

      ■ 注 意 ■
      取りはずした元の位置に取り付ける。



    6. A314492J01
    7. プラスチックハンマーおよび木片を使用して、バルブステム先端を軽くたたきインナコンプレッションスプリングを落ち着かせる。
      イラスト内指示文字 
      *1
      プラスッチックハンマー
      *2
      木片

      ■ 注 意 ■
      1. バルブステムの先端を傷つけない。
      2. バルブスプリングリテーナ部をたたかない。



10. バルブステム キャップ取り付け
  1. バルブステム先端にエンジンオイルを塗布する。



  2. A198011
  3. バルブ ステムキャップ16個をバルブステム先端に取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    取りはずした元の位置に取り付ける。