オルタネータASSY  オーバーホール(脱着·分解)

準備品一覧



1. オルタネータ プーリ取りはずし
  1. SST1-Aをプーリシャフト先端に取り付ける。

    SST
    09820-63010   (09820-06010)

  2. SST1-BをSST1-Aに取り付ける。



  3. A067417
  4. SST1-Bを規定トルクで締め付け、SST1-Aをプーリシャフトに固定する。

    基準値
    T = 39 N・m{ 400 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    SSTをプーリシャフト部に確実に固定する。

    □ 参 考 □
    SST1-Bの締め付けトルクは、SST1-Aの反動トルクで読む。



  5. A033334
  6. バイスにSST2の二面幅を固定する。

    SST
    09820-63010   (09820-06020)

  7. オルタネータにSST1-A、Bが取り付いた状態で、SST2の六角部分にプーリロックナットを挿入する。



  8. A033335
  9. SST1-Aをオルタネータの正回転方向に回して、プーリロックナットをゆるめる。

    □ 参 考 □
    SST2(プーリロックナット)を固定した状態で、SST1-Aを正回転方向に回すことにより相対的にプーリロックナットがゆるむ。

  10. オルタネータをSST2から取りはずす。



  11. A067418
  12. SST1-Bを固定し、SST1-Aを右に回してゆるめ、オルタネータからSST1-A、Bを取りはずす。

  13. プーリロックナットおよびオルタネータプーリを取りはずす。



2. オルタネータブラシ ホルダASSY取りはずし(オルタネータ定格出力70A)
  1. ナットをはずし、ターミナルインシュレータを取りはずす。

  2. ナット3個をはずし、リヤエンドカバーを取りはずす。

  3. スクリュ2本をはずし、オルタネータブラシホルダASSYを取りはずす。



3. オルタネータブラシ ホルダASSY取りはずし(オルタネータ定格出力80A)
  1. ナットをはずし、ターミナルインシュレータを取りはずす。

  2. ナット3個およびボルトをはずし、ターミナルプレートおよびリヤエンドカバーを取りはずす。

  3. ブラシカバーを取りはずす。

  4. スクリュ2本をはずし、オルタネータブラシホルダASSYを取りはずす。



4. ゼネレータ レギュレータASSY取りはずし
  1. スクリュ3本をはずし、ゼネレータレギュレータASSYを取りはずす。



5. オルタネータ ホルダ(レクテイファイヤ ツキ)取りはずし(オルタネータ定格出力70A)
  1. スクリュ4本およびボルトをはずし、オルタネータホルダを取りはずす。



6. オルタネータ ホルダ(レクテイファイヤ ツキ)取りはずし(オルタネータ定格出力80A)
  1. スクリュ4本をはずし、オルタネータホルダを取りはずす。



7. オルタネータ ロータASSY取りはずし(オルタネータ定格出力70A)
  1. SSTを使用して、レクティファイヤエンドフレームを取りはずす。

    SST
    09286-46011  



  2. A067419
  3. ワッシャを取りはずす。



  4. A033338
  5. プラスチックハンマーを使用して、オルタネータロータのシャフト部を軽くたたいてオルタネータロータを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    ロータを落さない。

  6. ボルトを取りはずす。



8. オルタネータ ロータASSY取りはずし(オルタネータ定格出力80A)
  1. ベアリングプーラセットを使用して、レクティファイヤエンドフレームを取りはずす。



  2. A067420
  3. ワッシャを取りはずす。



  4. A033338
  5. プラスチックハンマーを使用して、オルタネータロータのシャフト部を軽くたたいてオルタネータロータを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    ロータを落さない。

  6. ボルトを取りはずす。



9. オルタネータ ロータASSY点検
  1. 抵抗点検



      A067421
    1. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、スリップリング間の抵抗を測定する。

      SST
      09082-00030  
      09083-00150  

      基準値
      2.1~2.5Ω(70A)(2010年10月まで)
      2.7~3.1Ω(80A)(2010年10月まで)
      2.1~2.5Ω(2010年10月から)



    2. A067422
    3. トヨタエレクトリカルテスターを使用して、スリプリングとロータコア間の抵抗を測定する。

      SST
      09082-00030  
      09083-00150  

      基準値
      10MΩ以上

  2. 外径点検



      A033341
    1. ノギスを使用して、スリップリングの外径を測定する。

      基準値
      14.2~14.4mm
      限度:
      12.8mm

      □ 参 考 □
      基準値外の場合は、サンドペーパー(#400)で修正する。



10. オルタネータ ホルダ(レクテイファイヤ ツキ)点検


A037044
  1. 通電点検

    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)をダイオードテストレンジにする。

    2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、レクティファイアのP1、P2、P4←→B間、P1、P2、P4←→E間の電圧を測定する。

      SST
      09082-00030  
      09083-00150  

      基準値
      点検端子
      点検条件
      基準値
      P1、P2、P4←→B
      P1、P2、P4(テスタープラス)
      B (テスターマイナス)
      0.4 - 0.8 V
      P1、P2、P4(テスターマイナス)
      B (テスタープラス)
      約3.0 V
      P1、P2、P4←→E
      P1、P2、P4(テスタープラス)
      E (テスターマイナス)
      約3.0 V
      P1、P2、P4(テスターマイナス)
      E (テスタープラス)
      0.4 - 0.8 V

      ■ 注 意 ■
      1. エレクトリカルテスターをダイオードテストレンジに切り換えたときに、テスター表示が約3.0Vを表示していることを確認する。
      2. テスター表示が3.0Vから大きく外れる場合はエレクトリカルテスター内蔵電池を新品に交換する。
      3. ダイオードテストレンジは、テスター内蔵電池の電圧によりダイオードの通電状態を点検する為、内蔵電池が消耗していると良否判定が出来ない場合がある。



11. ゼネレータ レギュレータASSY点検


    A064773
  1. 通電点検

    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)をダイオードテストレンジにする。

    2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ゼネレータレギュレータのF←→B間の電圧を測定する。

      SST
      09082-00030  
      09083-00150  

      基準値
      点検端子
      点検条件
      基準値
      F←→B
      F (テスタープラス)
      B (テスターマイナス)
      0.4 - 0.8 V
      F (テスターマイナス)
      B (テスタープラス)
      約3.0 V

      ■ 注 意 ■
      1. エレクトリカルテスターをダイオードテストレンジに切り換えたときに、テスター表示が約3.0Vを表示していることを確認する。
      2. テスター表示が3.0Vから大きく外れる場合はエレクトリカルテスター内蔵電池を新品に交換する。
      3. ダイオードテストレンジは、テスター内蔵電池の電圧によりダイオードの通電状態を点検する為、内蔵電池が消耗していると良否判定が出来ない場合がある。



    3. A064774
    4. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ゼネレータレギュレータのF←→E間の電圧を測定する。

      SST
      09082-00030  
      09083-00150  

      基準値
      点検端子
      点検条件
      基準値
      F←→E
      F (テスタープラス)
      E (テスターマイナス)
      約3.0 V
      F (テスターマイナス)
      E (テスタープラス)
      0.4 - 0.8 V

      ■ 注 意 ■
      1. エレクトリカルテスターをダイオードテストレンジに切り換えたときに、テスター表示が約3.0Vを表示していることを確認する。
      2. テスター表示が3.0Vから大きく外れる場合はエレクトリカルテスター内蔵電池を新品に交換する。
      3. ダイオードテストレンジは、テスター内蔵電池の電圧によりダイオードの通電状態を点検する為、内蔵電池が消耗していると良否判定が出来ない場合がある。



12. オルタネータブラシ ホルダASSY点検(オルタネータ定格出力70A)
  1. 突き出し長さ点検



      A038144
    1. ノギスを使用して、ブラシの突き出し長さを測定する。

      基準値
      9.5~11.5mm
      限度:
      1.5mm

      □ 参 考 □
      ブラシの付き出し長さが限度以下の場合は、ブラシを取り替える。



13. オルタネータブラシ ホルダASSY点検(オルタネータ定格出力80A)
  1. 突き出し長さ点検



      A038145
    1. ノギスを使用して、ブラシの突き出し長さを測定する。

      基準値
      9.5~11.5mm
      限度:
      1.5mm

      □ 参 考 □
      ブラシの付き出し長さが限度以下の場合は、ブラシを取り替える。



14. オルタネータ ロータASSY取り付け(オルタネータ定格出力70A)
  1. プラスチックハンマーを使用して、ロータのシャフト部を軽くたたいてロータを打ち込む。



  2. A033351
  3. ボルトを取り付ける。

    基準値
    T = 8.9 N・m{ 90 kgf・cm }

  4. オルタネータレクティファイヤエンドフレームを取り付ける。

    1. ソケットレンチ17mmおよびプレスを使用して、レクティファイヤエンドフレームを圧入する。



    2. A033352
    3. ナット4個およびコードクリップを取り付ける。

      基準値
      T = 4.5 N・m{ 46 kgf・cm } (コードクリップ無し)
      T = 5.4 N・m{ 55 kgf・cm } (コードクリップ有り)



15. オルタネータ ロータASSY取り付け(オルタネータ定格出力80A)
  1. プラスチックハンマーを使用して、ロータのシャフト部を軽くたたいてロータを打ち込む。



  2. A033351
  3. ボルトを取り付ける。

    基準値
    T = 8.9 N・m{ 90 kgf・cm }

  4. オルタネータレクティファイヤエンドフレームを取り付ける。

    1. ソケットレンチ(30mm)およびプレスを使用して、レクティファイヤエンドフレームを圧入する。



    2. A033357
    3. ナット4個およびコードクリップを取り付ける。

      基準値
      T = 4.5 N・m{ 46 kgf・cm } (コードクリップ無し)
      T = 5.4 N・m{ 55 kgf・cm } (コードクリップ有り)



16. オルタネータ ホルダ(レクテイファイヤ ツキ)取り付け(オルタネータ定格出力70A)
  1. スクリュ4本およびボルトでホルダを取り付ける。

    基準値
    T = 2.0 N・m{ 20 kgf・cm } (スクリュ)
    T = 3.9 N・m{ 40 kgf・cm } (ボルト)



17. オルタネータ ホルダ(レクテイファイヤ ツキ)取り付け(オルタネータ定格出力80A)
  1. スクリュ4本でホルダを取り付ける。

    基準値
    T = 2.9 N・m{ 30 kgf・cm }



18. ゼネレータ レギュレータASSY取り付け
  1. スクリュ3本でゼネレータレギュレータを取り付ける。

    基準値
    T = 2.0 N・m{ 20 kgf・cm }



19. オルタネータブラシ ホルダASSY取り付け(オルタネータ定格出力70A)
  1. スクリュ2本でブラシホルダを取り付ける。

    基準値
    T = 2.0 N・m{ 20 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    ブラシホルダとゼネレータレギュレータのコネクタの間を1.0mm離して取り付ける。

  2. ナット3個をリヤエンドカバーを取り付ける。

    基準値
    T = 4.4 N・m{ 45 kgf・cm }



  3. A033353
  4. ナットでターミナルインシュレータを取り付ける。

    基準値
    T = 4.1 N・m{ 42 kgf・cm }



20. オルタネータブラシ ホルダASSY取り付け(オルタネータ定格出力80A)
  1. スクリュ2本でブラシホルダを取り付ける。

    基準値
    T = 2.0 N・m{ 20 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    ブラシホルダを図の向きで取り付ける。

  2. ナット3個およびボルトでターミナルプレートおよびリヤエンドカバーを取り付ける。

    基準値
    T = 4.4 N・m{ 45 kgf・cm } (ナット)
    T = 3.8 N・m{ 39 kgf・cm } (ボルト)



  3. A033358
  4. ナットでターミナルインシュレータを取り付ける。

    基準値
    T = 4.1 N・m{ 42 kgf・cm }



21. オルタネータ プーリ取り付け
  1. オルタネータプーリを取り付け、プーリロックナットを仮付けする。

  2. SST1-Aをプーリシャフト先端に取り付ける。

    SST
    09820-63010   (09820-06010, 09820-06020)

  3. SST1-BをSST1-Aに取り付ける。



  4. A067417
  5. SST1-Bを規定トルクで締め付け、SST1-Aをプーリシャフト部に固定する。

    基準値
    T = 39 N・m{ 400 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    SST1ーAをプーリシャフト部に確実に固定する。

    □ 参 考 □
    SST1ーBの締め付けトルクは、SST1-Aの反動トルクで読む。



  6. A033334
  7. バイスにSST2の二面幅を固定する。

    SST
    09820-63010   (09820-06020)

  8. オルタネータにSST1-A、Bが取り付いた状態で、SST2の六角部にプーリロックナットを挿入する。



  9. A033354
  10. SST1-Aをオルタネータの逆回転方向に回して、プーリロックナットを締め付ける。

    基準値
    T = 110 N・m{ 1125 kgf・cm }

    □ 参 考 □
    SST2(プーリロックナット)を固定した状態で、SST1-Aを逆回転方向に回すことにより、相対的にプーリロックナットが締まる。

  11. オルタネータをSST2から取りはずす。



  12. A067418
  13. SST1-Bを固定し、SST1-Aを右に回してゆるめオルタネータからSST1-A、Bを取りはずす。

  14. プーリがスムーズに回転することを確認する。