シリンダヘツドASSY(1ND-TV)  オーバーホール(脱着·分解)

準備品一覧


□ 参 考 □
取りはずした部品は、取り付け位置別に整理しておく。



1. インテーク バルブ取りはずし
  1. SSTを使用して、バルブスプリングリテーナロックをはずし、バルブステムキャップおよびインテークバルブを取りはずす。

    SST
    09202-70020   (09202-00010)



  2. A068037
  3. SSTをはずし、バルブスプリングリテーナ、アウタコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングシートプレートワッシャを取りはずす。

    □ 参 考 □
    取りはずした部品は、取り付け位置別に整理しておく。



2. エキゾースト バルブ取りはずし
  1. SSTを使用して、バルブスプリングリテーナロックをはずし、バルブステムキャップおよびエキゾーストバルブを取りはずす。

    SST
    09202-70020   (09202-00010)



  2. A069790
  3. SSTをはずし、バルブスプリングリテーナ、アウタコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングシートプレートワッシャを取りはずす。



3. バルブステムオイル シール OR Oリング取りはずし


    A068038
  1. ニードルノーズプライヤを使用して、バルブステムオイルシールを取りはずす。



4. バルブロッカアーム ピボット取りはずし


    A069809
  1. バルブロッカアームピボット8個を取りはずす。



5. ユニオン取りはずし


6. スタッドボルト取りはずし


7. リングピン取りはずし


8. シリンダ ヘッドSUB-ASSY点検
  1. ひずみ点検



      A068043
    1. 直定規およびシックネスゲージを使用して、シリンダヘッドの下面およびマニホルド取り付け面のひずみを測定する。

      限度:
      シリンダヘッドの下面:0.08mmマニホルド取り付け面:0.2mm

  2. 亀裂点検

    1. 染色浸透性深傷法(レッドチェック)により、シリンダヘッドに亀裂のないことを確認する。



9. インテーク バルブ点検
  1. 全長点検



      A050491
    1. ノギスを使用して、インテークバルブの全長を測定する。

      基準値:
      99.69-100.29mm

  2. 外径点検



      A032770
    1. マイクロメーターを使用して、バルブステム部の外径を測定する。

      基準値:
      5.970-5.985mm

  3. 肉厚点検



      A014597
    1. ノギスを使用して、バルブヘッド部の肉厚を測定する。

      基準値:
      1.2mm
      限度:
      0.6mm



10. エキゾースト バルブ点検
  1. 全長点検



      A050491
    1. ノギスを使用して、エキゾーストバルブの全長を測定する。

      基準値:
      99.39-99.99mm

  2. 外径点検



      A032770
    1. マイクロメーターを使用して、バルブステム部の外径を測定する。

      基準値:
      5.965-5.980mm

  3. 肉厚点検



      A014597
    1. ノギスを使用して、バルブヘッド部の肉厚を測定する。

      基準値:
      1.5mm
      限度:
      0.7mm



11. アウタ コンプレッション スプリング点検
  1. 自由長点検



      A050493
    1. ノギスを使用して、インナコンプレッションスプリングの自由長を測定する。

      基準値:
      42.07mm

  2. 直角度点検



      A050719
    1. 直角定規およびノギスを使用して、インナコンプレッションスプリングの直角度を測定する。

      限度:
      1.5mm



12. バルブガイドブツシユ オイルクリアランス点検


13. インテークバルブガイドブシュ取りはずし
  1. シリンダヘッドを80-100°Cに温める。



  2. A068054
  3. SSTを使用して、インテークバルブガイドブッシュを燃料室側へ打ち抜く。

    SST
    09201-10000   (09201-01060)
    09950-70010   (09951-07100)



14. エキゾーストバルブガイドブシュ取りはずし
  1. シリンダヘッドを80-100°Cに温める。



  2. A069792
  3. SSTを使用して、インテークバルブガイドブッシュを燃料室側へ打ち抜く。

    SST
    09201-10000   (09201-01060)
    09950-70010   (09951-07100)



15. インテークバルブガイドブシュ取り付け


    EM05474
  1. キャリパーゲージを使用して、シリンダヘッドのブッシュ取り付け穴内径を測定する。

    基準値:
    11.035-11.056mm

    □ 参 考 □
    基準値内の場合は、STDブッシュを取り付ける。基準値外の場合は、ハンドリーマーを使用して、下穴径を11.050-11.077mmに修正して、O/Sブッシュを取り付ける。

    ブッシュの種類
    外形[mm]
    STD
    10.985-11.006
    O/S (0.05)
    11.035-11.056

  2. シリンダヘッドを80-100°Cに温める。



  3. A068056
  4. SSTを使用して、インテークバルブガイドブッシュを基準突き出し量まで打ち込む。

    SST
    09201-10000   (09201-01060)
    09950-70010   (09951-07100)

    基準値:
    突き出し量 11.2-11.6mm



  5. A068057
  6. ハンドリーマーを使用して、インテークバルブガイドブッシュ内径を研磨し、オイルクリアランスを基準値内にする。

    基準値:
    0.025-0.060mm



16. エキゾーストバルブガイドブシュ取り付け


    EM05474
  1. キャリパーゲージを使用して、シリンダヘッドのブッシュ取り付け穴内径を測定する。

    基準値:
    11.035-11.056mm

    □ 参 考 □
    基準値内の場合は、STDブッシュを取り付ける。基準値外の場合は、ハンドリーマーを使用して、下穴径を11.035-11.056mmに修正して、O/Sブッシュを取り付ける。

    ブッシュの種類
    外形[mm]
    STD
    10.985-11.006
    O/S (0.05)
    11.035-11.056

  2. シリンダヘッドを80-100°Cに温める。



  3. A069791
  4. SSTを使用して、エキゾーストバルブガイドブッシュを基準突き出し量まで打ち込む。

    SST
    09201-10000   (09201-01060)
    09950-70010   (09951-07100)

    基準値:
    突き出し量 11.2-11.6mm



  5. A069807
  6. ハンドリーマーを使用して、エキゾーストバルブガイドブッシュ内径を研磨し、オイルクリアランスを基準値内にする。

    基準値:
    0.030-0.065mm



17. バルブシート点検
  1. バルブフェイスに光明丹を薄く塗布する。



  2. A050257
  3. バルブをバルブシートに軽く押し付け、当たり位置および当たり幅を確認する。

    基準:
    バルブ全周にわたり中央(当たり位置)
    基準値:
    IN 1.0-1.2mm(当たり幅)
    EX 1.2-1.6mm(当たり幅)

    ■ 注 意 ■
    バルブを回転させない。

    □ 参 考 □
    基準値外の場合は、バルブシートを修正する。



18. インテークバルブシート修正

■ 注 意 ■
切削面に段付きを作らないように削り終りは徐々に力を抜く。



    A069793
  1. 45°のカッターヘッドを使用して、当たり幅を基準より広めに削る。



  2. A069814
  3. 全周バルブ当たり位置が中央で、かつ当たり幅が基準値になるように45°および60°のカッターヘッドを使用して削る。

  4. コンパウンドを使用して、バルブのすり合わせを行う。

  5. すり合わせ後、光明丹を使用してバルブの当たりが全周にわたって均一であることを確認する。



19. エキゾーストバルブシート修正

■ 注 意 ■
  1. EX側は、超硬チップ付き工具を使用する。
  2. 切削面に段付きを作らないように削り終りは徐々に力を抜く。



    A069806
  1. 45°のカッターヘッドを使用して、当たり幅を基準より広めに削る。



  2. A069814
  3. 全周バルブ当たり位置が中央で、かつ当たり幅が基準値になるように45°および60°のカッターヘッドを使用して削る。

  4. コンパウンドを使用して、バルブのすり合わせを行う。

  5. すり合わせ後、光明丹を使用してバルブの当たりが全周にわたって均一であることを確認する。



20. カムシャフト点検
  1. 振れ点検



      A068048
    1. Vブロックおよびダイヤルゲージを使用して、カムシャフトの振れを測定する。

      限度:
      0.03mm

      □ 参 考 □
      限度以上の場合は、カムシャフトを交換する。

  2. カム高さ点検



      EM02011
    1. マイクロメーターを使用して、カム高さを測定する。

      基準値:
      IN 34.484-34.584mm
      EX 34.773-34.873mm
      限度:
      IN 34.064mm
      EX 34.353mm

      □ 参 考 □
      限度以下の場合は、カムシャフトを交換する。

  3. カムシャフトジャーナル点検



      EM02538
    1. マイクロメーターを使用して、ジャーナル部の外径を測定する。

      基準値:
      23.979-23.995mm

      □ 参 考 □
      基準値外の場合は、オイルクリアランスを点検する。



21. カムシャフトスラストクリアランス点検


    A068052
  1. ダイヤルゲージを使用して、カムシャフトのクリアランスを測定する。

    基準値:
    0.040-0.090mm
    限度:
    0.25mm

    □ 参 考 □
    限度以上の場合は、シリンダヘッドを交換する。またカムシャフトのスラスト面に傷がある場合は、カムシャフトを交換する。



22. カムシャフトオイルクリアランス点検


    A068049
  1. プレスゲージをカムシャフトジャーナルの軸方向にセットし、ベアリングキャップを取り付ける。

    基準値:
    T=19N·m{194kgf·cm}

    ■ 注 意 ■
    測定時、カムシャフトを回転させない。



  2. A068050
  3. ベアリングキャップをはずし、プレスゲージの最も幅の広い部分を測定する。

    基準値:
    0.037-0.073mm
    限度:
    0.10mm

    ■ 注 意 ■
    カムキャップNo.3は外さない。



23. リングピン取り付け


    A069808
  1. プラスチックハンマーを使用して、リングピンを基準突き出し量まで打ち込む。

    基準値:
    突き出し量 A 3.5mm
          B 4.5mm



24. ユニオン取り付け


    A069805
  1. ペイントなどを使用して、図の位置に線を引く。



  2. A069794
  3. シリンダヘッドの取り付け穴内周にアドヘシブ1324を塗布する。



  4. A069795
  5. プレスなどを使用して、線の位置までユニオンを圧入する。
    基準: 
    ユニオン
    突き出し量
    A
    30mm
    B
    76.5mm
    C
    26mm

    ■ 注 意 ■
    1. 3分以内に取り付ける。
    2. 取り付け後、1時間以内は冷却水を注入しないで放置する。



25. スタッドボルト取り付け


    A068074
  1. エキゾーストマニホルドスタッドボルト5本を取り付ける。

    基準値:
    T=22N·m{224kgf·cm}



26. バルブロッカアーム ピボット取り付け


    A069809
  1. バルブロッカアームピボット8個を取り付ける。

    基準値:
    T=30N·m{306kgf·cm}



27. バルブステムオイル シール OR Oリング取り付け


    A068061
  1. 新品のバルブステムオイルシールに少量のエンジンオイルを塗布し、取り付ける。



28. インテーク バルブ取り付け
  1. インテークバルブ、バルブスプリングシートプレートワッシャ、アウタコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングリテーナを取り付ける。



  2. A068037
  3. SSTを使用して、バルブスプリングリテーナロックを取り付ける。

    SST
    09202-70020   (09202-00010)



  4. A068062
  5. プラスチックハンマーを使用してバルブステム上部をたたき、バルブスプリングを落ち着かせる。

    ■ 注 意 ■
    バルブリフタの摺動面に傷を付けない。

  6. バルブステムキャップに少量のエンジンオイルを塗布し、取り付ける。



29. エキゾースト バルブ取り付け
  1. エキゾーストバルブ、バルブスプリングシートプレートワッシャ、アウタコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングリテーナを取り付ける。



  2. A069790
  3. SSTを使用して、バルブスプリングリテーナロックを取り付ける。

    SST
    09202-70020   (09202-00010)



  4. A069784
  5. プラスチックハンマーを使用してバルブステム上部をたたき、バルブスプリングを落ち着かせる。

    ■ 注 意 ■
    バルブリフタの摺動面に傷を付けない。

  6. バルブステムキャップに少量のエンジンオイルを塗布し、取り付ける。