スタータASSY(1.4KW)  オーバーホール(脱着·分解)

準備品一覧



1. スタータ ヨークASSY取りはずし
  1. ナットをはずし、C端子ハーネスを取りはずす。

  2. スルーボルト2本をはずし、スタータマグネットスイッチからスタータヨークW/スタータアーマチャを取りはずす。



  3. A068240
  4. スタータヨークからOリングを取りはずす。



2. スタータドライブハウジング取りはずし


    A068241
  1. ボルト2本をはずし、マグネットスイッチからドライブハウジングを取りはずす。



  2. A068242
  3. ドライブハウジングより以下の部品を取りはずす。

    (1)
    リターンスプリング
    (2)
    アイドルギヤ
    (3)
    アイドルギヤリテーナ
    (4)
    アイドルギヤクラッチローラ
    (5)
    スタータクラッチ



  4. ST00948
  5. マグネットを使用して、スタータクラッチからスチールボールを取りはずす。



3. スタータコンミュテータエンドフレームASSY取りはずし
  1. スクリュ2本をはずし、エンドフレームを取りはずす。



  2. P024183
  3. スタータヨークからOリングを取りはずす。



4. スタータブラシ ホルダASSY取りはずし
  1. マイナスドライバーを使用して、ブラシスプリングを起こしブラシを取りはずす。



  2. P007264
  3. ブラシホルダをスタータヨークから取りはずす。



5. スタータ アーマチュアASSY取りはずし
  1. スタータヨークからアーマチャを取りはずす。



6. スタータ アーマチュアASSY点検


    P010585
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、コンミュテータとアーマチャコイルコア間の抵抗を測定し接地テストを行う。

    SST
    09083-00150  
    09082-00030  

    基準:
    10MΩ以上



  2. A051678
  3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各セグメント間の導通の有無を確認する。

    SST
    09083-00150  
    09082-00030  

    基準:
    導通あり



  4. A054494
  5. アーマチャテスターを使用して、シックネスゲージをコアに当てながらアーマチャを回転させる。

    基準:
    シックネスゲージが吸引または振動を起こさない

    ■ 注 意 ■
    アーマチャ表面の付着物を十分取り除いてから点検する。



  6. P010586
  7. Vブロックで両端を支え、ダイヤルゲージと平座形測定子を使用して振れを測定する。

    限度:
    0.05mm以下



  8. P010587
  9. ノギスを使用して、コンミュテータの外径を測定する。

    基準値:
    30mm
    限度:
    29mm



  10. ST00040
  11. ノギスを使用してセグメント間のアンダーカットの深さを測定する。

    基準値:
    0.6mm
    限度:
    0.2mm



7. フイールドコイル点検


    P010588
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、フィールドコイルのブラシとC端子ハーネス間の導通の有無を確認する。

    SST
    09082-00030  
    09083-00150  

    基準:
    導通あり

    ■ 注 意 ■
    ブラシは両側点検する。



  2. P010589
  3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、フィールドコイルのブラシとスタータヨークフィールド間の抵抗を測定する。

    基準:
    10MΩ以上

    ■ 注 意 ■
    ブラシは両側点検する。



8. ブラシ点検


    A054497
  1. ノギスを使用して、ブラシ中央部の長さを測定する。

    基準値:
    15.5mm
    限度:
    8.5mm

    1. 当たり面の修正はサンドペーパーをコンミュテータに巻き行う。



9. スタータブラシスプリング点検
  1. 荷重点検



      A019623
    1. バネばかりを使用して、スプリングがブラシから離れる瞬間の荷重を測定する。

      基準値:
      17.6-23.5N{1.8-2.4kgf}
      限度:
      11.8N{1.2kgf}



10. スタータブラシ ホルダASSY点検


    A018760
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、プラス側ブラシボルダとマイナス側ブラシホルダ間の抵抗を測定する。

    SST
    09082-00030  
    09083-00150  

    基準:
    10MΩ以上



11. スタータ クラッチSUB-ASSY点検
  1. ベアリングを回転させたとき異音、引っ掛かりのないことを確認する。



  2. P024184
  3. ピニオンギヤを左に回転させたときロックし、右に回転させたとき滑らかに回転することを確認する。



12. スタータアーマチャベアリング取りはずし


    P010593
  1. SSTを使用して、ベアリングを取りはずす。

    SST
    09286-46011  



  2. P010595
  3. SSTを使用して、ベアリングを取りはずす。

    SST
    09286-46011  



13. スタータアーマチャベアリング取り付け


    P010594
  1. プレスを使用して、新品のベアリングを取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ベアリングのインナーレースに荷重がかかるようにプレスにセットする。



  2. A054499
  3. プレスを使用して、新品のベアリングを取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    1. ベアリングには方向性があるので、図のように組み付ける。
    2. ベアリングのインナーレースに荷重がかかるようにプレスにセットする。



14. スタータマグネットスイッチASSY点検


    A054500
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、50端子とC端子間の導通の有無を確認する。

    SST
    09082-00030  
    09083-00150  

    基準:
    導通あり



  2. A054501
  3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、50端子とマグネットスイッチボデー間の導通の有無を確認する。

    SST
    09082-00030  
    09083-00150  

    基準:
    導通あり



15. スタータモータターミナルキット取りはずし


    A054819
  1. ボルト3本をはずし、カバー、ガスケットおよびプランジャを取りはずす。



  2. P025253
  3. ノギスを使用して、コンタクトプレートのプランジャ接触地の摩耗量を測定する。

    限度:
    0.9mm

    1. 限度以上の場合は摩耗しているコンタクトプレートを交換する。



  4. P025254
  5. SSTを使用してナットをはずし、ターミナルキットを取りはずす。

    SST
    09810-38140  



  6. A054505
  7. SSTを使用してナットをはずし、ターミナルキットを取りはずす。

    SST
    09810-38140  



16. スタータバッテリターミナルキット取り付け


    A054504
  1. 新品のバッテリターミナルキットを仮付けする。

    (1)
    ターミナルインシュレータ(ハウジング内側)
    (2)
    コンタクトプレート
    (3)
    ターミナルボルト
    (4)
    Oリング
    (5)
    パッキンおよびターミナルインシュレータ(ハウジング外側)

    □ 参 考 □
    ターミナルインシュレータ(ハウジング外側)を取り付ける際、突起をハウジングの穴に合わせて組み付ける。


    (6)
    ウェーブワッシャ
    (7)
    ターミナルナット

    ■ 注 意 ■
    ターミナルインシュレータ(ハウジング内側)およびウェーブワッシャには方向性があるので注意する。



17. スタータモータターミナルキット取り付け


    A054506
  1. 新品のモータターミナルキットを仮付けする。

    (1)
    ターミナルインシュレータ(ハウジング内側)
    (2)
    コンタクトプレート
    (3)
    ターミナルボルト
    (4)
    Oリング
    (5)
    ターミナルインシュレータ(ハウジング外側)
    (6)
    ウェーブワッシャ
    (7)
    ターミナルナット

    ■ 注 意 ■
    ターミナルインシュレータ(ハウジング内側)およびウェーブワッシャには方向性があるので注意する。



  2. A054507
  3. プレスを使用して、木片を介し、コンタクトプレートを押さえる。

    基準値:
    プレス押力 981N{100kgf}

    ■ 注 意 ■
    プレス押力が不適正な場合、コイルの変形、コンタクトプレートの位置ずれが発生するので、規定押力でプレスする。

    □ 参 考 □
    1. プレス押力計算式
    2. プレスゲージ圧力[MPa]=プレス押力[N]÷ラム面積[mm2]
    3. プレスゲージ圧力[kgf/cm2]=プレス押力[kgf]÷ラム面積[cm2]
    4. ラム面積=プレスと木片の接触面の面積



18. スタータバッテリターミナルキット締め付け


    A054509
  1. SSTを使用して、ナットを締め付ける。

    SST
    09810-38140  

    基準値:
    T=17N·m{173kgf·cm}

    ■ 注 意 ■
    締めすぎると、ターミナルインシュレータが損傷するので、必ず規定トルクで締め付ける。



19. スタータモータターミナルキット締め付け


    A054508
  1. SSTを使用して、ナットを締め付ける。

    SST
    09810-38140  

    基準値:
    T=17N·m{173kgf·cm}

    ■ 注 意 ■
    締めすぎると、ターミナルインシュレータが損傷するので、必ず規定トルクで締め付ける。



20. マグネットスイッチカバー取り付け
  1. コンタクトプレートおよびプランジャの接触面を清掃する。



  2. P025257
  3. プランジャをスタータマグネットスイッチASSYに取り付け、新品のガスケットを介して、ボルト3本でカバーを取り付ける。

    基準値:
    T=2.5N·m{26kgf·cm}



21. スタータコンミュテータエンドフレームASSY取り付け
  1. スタータヨークに新品のOリングを取り付ける。



  2. P024183
  3. スクリュ2本でエンドフレームをスタータヨークに取り付ける。

    基準値:
    T=1.5N·m{15kgf·cm}



22. スタータドライブハウジング取り付け


    ST00949
  1. スチールボールにデンソー50号グリースを塗布し、スタータクラッチのシャフト穴へ取り付ける。



  2. P024185
  3. リターンスプリングにデンソー50号グリースを塗布し、マグネットスイッチに取り付ける。



  4. A068242
  5. 以下の部品にデンソー50号グリースを塗布し、ドライブハウジングに取り付ける。

    (1)
    スタータクラッチ
    (2)
    アイドルギヤクラッチローラ
    (3)
    アイドルギヤリテーナ
    (4)
    アイドルギヤ



  6. A068241
  7. スクリュ2本でドライブハウジングをマグネットスイッチに取り付ける。

    基準値:
    T=5.9N·m{60kgf·cm}



23. スタータ ヨークASSY取り付け
  1. 新品のOリングをスタータヨークに取り付ける。



  2. A068275
  3. スタータヨークをマグネットスイッチに取り付ける。

    □ 参 考 □
    ヨークの突部とマグネットスイッチの切り欠きを合わせる。



  4. A068240
  5. スルーボルト2本で締め付ける。

    基準値:
    T=5.9N·m{60kgf·cm}

  6. C端子ハーネスを接続する。

    基準値:
    T=5.9N·m{60kgf·cm}